子ども服の保管とルール

大阪 “暮らしと片付けコンサルタント”

“親・子の片付けマスターインストラクター”

井上知恵子です。

 

 良くご相談を受ける内容として多いものの一つが「子ども服」について。お下がりもあれば、少し先の大きめの服、現在の服、と過去・現在・未来の3種類に分かれるのが難しいところですね。今回は3人の子どもがいる我が家ならではの子ども服の保管とルールをご紹介します。

◆実際に着る服かどうか?

 良くあるのが「友人や親戚からの頂いた服」。これは結構困りものです。なぜなら自分で選んで買った服ではないから。

・忘れてしまって気付けばサイズアウト
・好みではなくて結局着せなかった
・シーズンとサイズが合わずに終わった

 こんな事が我が家でも沢山ありました。その他、着せるのが大変で面倒な服や、ちょっとお高めのお出かけ着は使用頻度も低いので、気付けばサイズアウト…となりがちなので要注意です。お下がりとして残すのであれば、気に入って良く着せていた服、必ず着るであろう好みの服、をしっかり選んで保管しましょう。

 シミ抜きや修繕をしても残したい服以外は処分。その他の選ばれなかった服は、他の人へお譲りするかリサイクルへ持って行くことで必要最低限の保管枚数で済ます事ができます。ただし、案外高くついてしまうパジャマだけはシミや毛玉があっても残すようにしています(笑)

◆2.保管方法とスペースを決める

 保管する服の量が多過ぎると管理出来ずに忘れてしまうデメリットが増加してしまいます。どのぐらいの期間保管するか?によっても異なりますが、やはり収納スペースを考えるとなるべく省スペースで抑えておきたいですね。

 我が家では次男の為に長男のお下がりだけ保管しています。そこで引出しケース2個までを保管スペースとして決める事にしました。「ここに入るだけ」と決める事で無駄に増やす事を防ぐ事が出来るのでスペースを決めてしまうのはオススメ。我が家の場合は長男と次男が7学年の差があるので、意外と長く、それなりに増えてしまうのですが、活発な小学生男子の服はすぐにボロボロになります(笑)のでお下がりに保管できる服も少なくなって来ました。

 ちなみに、ボロボロだけど思い出として残したい、という服もあると思います。そんな服はお下がりのスペースではなく思い出スペースへ。例えば生まれた時の手型やへその緒と一緒にファーストシューズや新生児の時の服といったものも一緒に保管するのがオススメです。

◆3.オークションやリサイクルで上手に回転

 我が家は長男、長女、次男の3兄弟。2人は欲しいと思っていたので2人目用にと長男の服はほぼ全て残していました。でも2人目に生まれたのは女の子で生まれた季節も真逆だったので、新生児用の衣類を除いては季節やサイズが異なるなど着る機会に恵まれない服が沢山ありました。それに、女の子の服は可愛いデザインが豊富!ついつい新しく買ってしまう事も多く、お下がりはほとんど活用しないままでした。

 そんな訳で我が家では2人目の長女からは潔くサイズアウトしたらすぐにオークションやリサイクルショップを利用しながら上手く回転させる事にしています。

◆4.今の服は必要最低限に絞る

 保管する服とは別で、今現在着る服については必要最低限の数で回すようにしています。子ども服はある程度までは1シーズンでサイズアウトしてしまう事がほとんど。ならば1シーズンで着倒してしまおう!と上下共に3〜5枚ずつ(あくまでも我が家基準です)をシーズンごとに買うことに決めました。写真は今現在の末っ子5歳の普段着、上下共に3枚ずつです。

 1シーズンで何回着用出来るのか?を考えると実はさほど枚数は必要でない事に気付いたのです。少ない枚数で回す事で洗濯もラクになりますし、ちょうど良い感じでくたびれるので保管に悩むことなく処分行きが決まります。買い足す際にも3人分を把握出来る数量なので悩む事なく短時間で買い物を済ます事が出来ます。

 いかがでしたか?ついつい増えてしまいがちな子ども服ですが、「我が家の子供服ルール」を決めることで気持ちも整理されて色々な面でプラスに働きます。ぜひ参考にしてみてくださいね。



井上知恵子

整理収納アドバイザー・親・子の片付けマスターインストラクター

 

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